第1話|交通事故は、ある日突然やってきました。

はじめまして。
まんぷく整骨院鍼灸院習志野台店で鍼灸師をしております、江口允隆(ノブタカ)です。
2026年7月8日の夜に交通事故に遭い、鎖骨を骨折しました。
現在は手術を終え、医師から約3週間の安静が必要と診断され、療養生活を送っています。
これまで私は、交通事故に遭われた多くの患者様の施術を担当してきました。事故後の痛みや後遺症、不安を抱えながら来院される患者様と向き合い、「少しでも早く元の生活に戻れるように」という思いで施術を行ってきました。しかし、まさか自分自身が交通事故の当事者になるとは思ってもいませんでした。
事故は本当に一瞬です。
それまで普段どおりに過ごしていた日常が、一瞬で大きく変わってしまいました。事故直後は頭の中が真っ白になり、
「何が起きたのだろう」
「これからどうしたらいいんだろう」
という思いしかありませんでした。
仕事柄、交通事故後の身体の変化や施術についての知識はあるつもりでした。それでも実際に自分が当事者になると、知識だけでは対応できないことが本当にたくさんありました。
警察への連絡、病院の受診、保険会社とのやり取り、今後の仕事のこと、家族への連絡……。
やらなければならないことが次々に出てきますが、その頃には身体だけでなく心にも大きな負担がかかっています。
「何から始めればいいのか分からない。」
そんな気持ちになる方が多い理由を、今回初めて身をもって実感しました。
そしてもう一つ驚いたのは、事故直後とその後では身体の状態が大きく変わることです。交通事故では、興奮状態や緊張から、事故直後は痛みをあまり感じないことがあります。
「大丈夫そうだから」と安心してしまう方も少なくありません。
しかし、時間が経つにつれて痛みが強くなったり、動かせなかった場所が出てきたり、翌日以降に症状が現れることもあります。私自身も、「思っていたより大丈夫かもしれない」と感じていた時間がありました。ですが、その後、身体の状態は少しずつ変化していきました。
この経験を通して、これまで患者様から聞いていた
「翌日から痛くなった」
「数日後の方がつらかった」
という言葉の意味を、本当の意味で理解できた気がします。
また、仕事を休まなければならなくなったことも、自分にとって大きな出来事でした。施術を楽しみに待ってくださっていた患者様にご迷惑をお掛けしてしまうこと、一緒に働く同僚に負担をかけてしまうこと、そして思うように身体を動かせないもどかしさ。
身体の痛みだけではなく、精神的な不安もとても大きいことを実感しています。だからこそ、交通事故で来院される患者様が抱えていた不安や焦り、将来への心配を、以前よりも深く理解できるようになりました。
もちろん、「事故に遭ってよかった」と思うことはありません。
ですが、この経験を誰かの役に立てることはできるのではないかと思っています。
交通事故は、決して他人事ではありません。どれだけ安全運転を心掛けていても、ある日突然、自分が当事者になる可能性があります。
だからこそ、このブログでは、交通事故を経験した一人の鍼灸師として、そして現在も療養中の当事者として、実際に経験したことをありのままにお伝えしていきたいと思います。
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もし今、交通事故に遭われて不安を抱えている方がこのブログを読んでくださっているなら、「自分だけじゃないんだ」と少しでも安心していただけたら嬉しいです。
また、ご家族やご友人が交通事故に遭われた方、そして「もしもの時」に備えたいと思っている方にとっても、この経験が少しでも参考になれば幸いです。
私自身も一日でも早く元気に患者様の前へ戻れるよう、焦らずしっかり治療とリハビリに取り組んでいきます。次回は、「事故当日は何が起きたのか」、そして私が実際に経験した事故直後の状況についてお話ししたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。



