第7話 | 手術翌日について

今回は手術翌日の出来事についてお話しさせていただこうと思います。
手術前に医師の先生からは、「入院期間は3日間の予定です。」と説明を受けていました。
そのため、手術を受けた翌日に退院することが決まっていました。
手術は無事に終わりましたが、翌朝目が覚めると、まず最初に感じたのは右鎖骨の痛みでした。
手術直後よりは少し落ち着いていましたが、それでも体を起こしたり、寝返りを打ったり、少し腕を動かすだけでもズキッとした痛みが走ります。
「本当に昨日手術をしてプレートが入ったんだ…。」
そんなことを改めて実感した朝でした。
普段は何気なく行っている動作も、この日は簡単にはできません。
ベッドから起き上がるだけでも時間がかかり、服を着替えることや荷物をまとめることさえ一苦労でした。
改めて、健康な身体で過ごせることがどれだけありがたいことなのかを感じました。
午前10時頃になると、医師の先生が診察に来てくださいました。
先生に、
「まだ右鎖骨の痛みがあります。」
と伝えると、
「手術をした場所なので痛みがあるのは当然です。ただ、手のしびれや感覚の異常がなければ問題ありません。今日退院して大丈夫ですよ。」
と言われました。
先生からそう言われると少し安心した反面、
「本当にこの痛みがある状態で帰って大丈夫なのかな…。」
手術が終わっても、本当の意味での治療はここから始まります。
退院すると、「これで終わり」と思われる方も多いかもしれません。
しかし実際は、手術後の痛みや身体の動かしづらさ、不安を抱えながら生活を送る日々が続きます。
私自身も、
- 「この痛みはいつまで続くんだろう」
- 「仕事にはいつ復帰できるんだろう」
- 「肩は元通り動くようになるのかな」
という不安が正直ありました。
病院には医師や看護師さんがいて、何かあればすぐ相談できます。
ですが、自宅に帰れば自分で生活しなければなりません。
そのことを考えると、不安の方が大きかったのを覚えています。
それでも退院は予定通りだったため、患者着から私服へ着替えました。
着替えも右肩が思うように動かないため、普段なら数分で終わることが何倍もの時間がかかりました。
服を着るだけで痛みがあり、
「こんなに服を着ることって大変だったんだ。」
と感じました。
退院前、お世話になった看護師さんへお礼を伝え病院を後にしました。
短い入院生活でしたが、不安な時に声を掛けてくださったり、夜中でも対応してくださった看護師さんには本当に感謝しています。
退院前には先生から、
「1週間後に外来へ来てください。」
と言われ、診察の予約も取っていただきました。
そして、お風呂についても説明がありました。
「シャワーは浴びても大丈夫ですが、傷口には防水テープが貼ってあります。ただ水が入りやすいので、その上からサランラップを巻いて入ってください。」
とのことでした。
病院を出てタクシーで自宅へ向かいました。
車窓を眺めながら、
「本当に帰って大丈夫なのかな…。」
「仕事はいつ復帰できるんだろう。」
「これから普通の生活に戻れるのかな。」
そんなことばかり考えていました。
身体の痛みだけではなく、仕事や今後の生活への不安が一気に押し寄せてきました。
交通事故に遭う前までは、毎日当たり前のように仕事へ行き、ご飯を食べ、お風呂に入り、眠る。
そんな普通の日常が突然できなくなるとは思ってもいませんでした。
だからこそ、事故によって身体だけではなく、心にも大きな不安が生まれることを実感しました。
自宅に着いて最初にしたことは、入院中に浴びられなかったシャワーでした。
先生に言われた通り、右肩に貼ってあるテープの上からサランラップを巻いて入りました。
しかし、これが思っていた以上に大変でした。
右肩はほとんど上がらず、傷口を濡らさないように気を付けながら片手だけで髪を洗うのは想像以上に難しかったです。
普段なら何も考えずにできていたことが、こんなにも難しくなるとは思いませんでした。
その時、
「これから先、普通の生活に戻れる日は来るのかな…。」
そんな不安が頭をよぎりました。
ですが、今振り返ると、この時期は焦らず身体を休めることが何より大切だったと思います。
骨折や手術はすぐに治るものではありません。
無理をしてしまえば回復が遅くなる可能性もあります。
だからこそ、「今は治すことが仕事なんだ。」と自分に言い聞かせながら過ごすことが大切だと感じました。
入院や 手術が終わっても、本当の意味での治療はここから始まります。
退院すると、「これで終わり」と思われる方も多いかもしれません。
しかし実際は、手術後の痛みや身体の動かしづらさ、不安を抱えながら生活を送る日々が続きます。
私自身も、
- 「この痛みはいつまで続くんだろう」
- 「仕事にはいつ復帰できるんだろう」
- 「肩は元通り動くようになるのかな」
交通事故後は身体の痛みだけでなく、不安や焦りを感じる方も多いと思います。
私自身も同じ気持ちでした。
交通事故に遭い不安を抱えている方には、
「焦らなくて大丈夫です。一歩ずつ少しずつ回復していきます。」
とお伝えしたいです。
自分自身が、交通事故や手術を経験された方の不安な気持ちが、以前よりも深く理解できるようになりました。
当院では、交通事故によるむち打ちや首・肩・腰の痛みはもちろん、骨折後や手術後のリハビリ期間のお身体のケアについてもご相談を承っております。
「病院では異常なしと言われたけれど痛みが残っている」
「身体の動かし方が分からない」
「復帰に向けて身体を整えたい」
そんなお悩みがありましたら、一人で抱え込まずお気軽にご相談ください。
自分自身が交通事故と手術を経験したからこそ、患者様と同じ目線で寄り添いながらサポートさせていただきます!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。



